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1歯対2歯
前から3番目の歯(犬歯)から後方の歯の噛み合わせには理想的な目標がいくつかあります。
一つの歯に対して、反対側の噛み合う歯を2本当てるように調整することがあります。
歯の大きさのバランスがよければ、機能的かつ下顎の位置も安定しやすいことが多いからです。
力学的にも歯に対する負担軽減や咀嚼効率も良くなることが多いです。
凸凹をまっすぐ並べたり、前歯を入れたりするだけでなくこういった細かいバランスを整えるとどうしても期間は一定以上かかってしまいますが、長期的な予後を考えると噛み合わせの調整が非常に重要だと考えています。