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顎の形や角度、顔の長さによって噛む力が予測できます
顎の形態や角度を調べて、歯科医や歯列矯正医は様々なことを考えています。
顔が長い人達と顔が普通の人達の噛む力を調べておもしろい実験があります。
顔が長い人達は下顎の角度(エラの部分)が大きく開いていて下の方向へ成長している骨格になります。
反対に角度が小さい人は下顎の角度がほぼ直角になり、角ばった顔つきになります。
結果は顔の長い群は噛む力が弱く、顔が普通の群は強くなりました。
つまり、角ばった顔が短い人ほど噛む力は強くなる傾向がありそうです。
噛む力などを予測することは歯科治療にとって非常に重要なことです。
インプラントや被せ物、詰め物などの補綴治療、矯正治療など全てに関与します。
参考文献:J Dent Res 1983;62(5):566-570.