噛み合わせた時の正常な前歯は上の歯が前に下の歯が後ろに約1〜2mm程度と言われています。
前歯が重ならずに空いている状態が開咬、逆に重なりが深く下の前歯が見えないような状態を過蓋咬合と呼びます。
出っ歯や受け口などの前後的な問題だけでなく、このような上下の問題も多く存在しますが、治すのは簡単ではありません。
小児期からこのような問題がある場合には、当院では早めにアプローチして最終的な矯正治療に向けて準備する事が多いです。
下の写真はFKOと呼ばれるマウスピースを就寝時に毎日つけてもらい、約5ヶ月で下の前歯が見えてきました。
この小さな変化が後の治療を大きく楽にしてくれます。