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ワイヤー矯正中の歯磨き

明けましておめでとうございます。

自由が丘シーズ歯科・矯正歯科は昨日の4日から開始して本日5日も診療しております。

 

本年1発目はワイヤー矯正中の歯磨きについてまとめてみようと思います。

表側でも裏側でもワイヤー矯正中は接着剤で矯正装置がついているため、取り外しができません。

食事をすると当然、矯正装置の周りに食べカスや歯垢が溜まります。

そして、歯磨きが大変です。矯正装置やワイヤーによって複雑な形状になるため、鏡を見ながら丁寧にケアしなければなりません。

コツはブラケットやチューブと呼ばれる四角い矯正装置の周囲や四隅をしっかり擦ってブラッシングすることです。また、ワイヤーの内側の歯面にも残りやすいので、ワイヤーを避けてブラシの角度に注意しながら磨く必要があります。特に虫歯になりやすいのが矯正装置と歯茎の間の歯面になります。歯磨きができていないと虫歯で歯の表面に白く白濁ができてくることがあります。歯茎側からも45度くらいに矯正装置側にブラシを向けて磨くと良いでしょう。

 

このような細かい部分を磨く時には、できる限り先端が細い歯ブラシの方が的確に四隅などにブラシが触れることができます。

当院でワイヤー矯正を行う患者さんには先端の細いワンタフトと呼ばれる歯ブラシと歯間ブラシをお渡ししています。

本来歯間ブラシは歯の間や歯周ポケットのケアに使用することが多いですが、これが矯正装置の周囲などの清掃に使いやすいです。

ちなみにワイヤー矯正中のフロスはワイヤーの位置までしか入りません。角度を斜めにすると少し入りますので、歯の間に虫歯になりやすい方は入るところまでフロスでケアすると良いでしょう。

 

この二つの清掃用具に加え、口内炎予防の歯科用ワックスをワイヤー矯正開始時にお渡ししています。

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