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このブログでは何度か記載していますが透明なマウスピース型矯正装置のインビザラインの利点と欠点についておさらいしてみます。
＜利点＞
１、透明なマウスピースなので、装着しても目立たない。
２、食事や歯磨き、写真を撮る時など必要に応じて取り外すことが可能。
３、虫歯になりにくい。普段通りの歯磨きが可能。通常通りフロスも使用可能。（ワイヤー矯正は歯磨きが大変で、フロスも入るところまでになります。）
４、食事の制限もない。普段と同様の食事が楽しめる。（ワイヤー矯正は硬いものを食べると装置が取れてしまうリスクが高いです。また粘着性の物を食べると装置にべったりとくっついてしまいます。）
５、コンピューターによるシュミレーションを治療前に製作しますので、シュミレーション通りに進めば期間が明確にわかります。また、シュミレーションを視覚的に確認することで矯正治療のモチベーションに繋がります。
６、アタッチメントの付与、歯の間を削る処置以外はほぼセルフで行うので、通院頻度が少なくまたワイヤー矯正に比べ応急処置が少ない。そのため海外出張や留学中など長期的に通院できない方も治療可能。
７、ワイヤーに比べ、凹凸が少ないため口内炎のリスクが低い。
＜欠点＞
１、透明なマウスピースの装着時間を患者に委ねるため、サボりがちな方には向かない。
２、マウスピース特有の装着感が苦手な方がいる。
３、食事の時には外して、ケースに入れて無くさないように管理するのが面倒。
４、シュミレーション通りに動くとは限らない。仕上がりに改善の余地がある場合には追加の治療が必要になることがある。
５、今の段階では苦手な動きがあるため、全ての症例に適しているとは言えない。
