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最近、口ゴボというワードをよく耳にすることが増えました。
口ゴボとは口元が出ている状態のことを言いますが、口元が出ている状態とはどのような状態かさらに考えてみたいと思います。
口ゴボを簡単に言い換えると出っ歯が適切かもしれません。限られた顎の大きさに歯が窮屈に並んでおり、入りきらない前歯の部分が前方に傾斜した状態です。横顔の鼻と下顎の一番突出した箇所を結んだ線をEライン(エステティックライン)と呼びますが、そのEラインよりも口元が前方に大きく出ている状態を口ゴボといって良いかと思います。
治療法に関しては、歯の矯正治療になりますがまずは前歯を入れる量を設定して
前歯を入れるだけのスペースがない場合にはそのスペースを確保しなければなりません。
もっともよく行う方法が抜歯です。前から数えて4番目もしくは5番目あたりの小臼歯と呼ばれる歯を抜いて隙間を作ります。
その次が歯を削る方法、また大変難しいですが奥歯を奥にずらしていく方法などもあります。
左の写真はEラインよりも口元が前方にかなり突出している状態、つまり口ゴボの状態。