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インビザライン単独では難しい時には

透明なマウスピース型矯正装置のインビザライン単独ではなかなか改善しない歯の動きがあります。

そのような場合の対策について考えてみました。

1、部分的にボタンやブラケットを併用してワイヤーの力や輪ゴム(エラスティック)の力を使って動かす。

 

2、さらに必要な場合にはワイヤーや輪ゴムを引っ張るためにインプラントアンカーを併用する。

 

3、インビザラインを諦め、ワイヤーのマルチブラケット装置に全て変更する。

 

<症例>

左上の2番目の歯(写真では右上)が少し上の位置しています。

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DSC_0221のコピー

今回は前から2番目の歯の動きが悪かったため、ボタンと輪ゴムを併用して動かすことにしました。

 

2番目の歯を引っ張る(挺出させる)力をかけています。

歯にはクリアボタン、インビザラインのアライナーの裏側に輪ゴムをかけています。裏側から外側のボタンに輪ゴムを引っ掛けて挺出させます。

DSC_0222のコピー