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通常のアルジネートと呼ばれる粘土のような固まる材料(もしくはシリコン)で歯型をとって作るのが石膏模型。口腔内3Dスキャナーからデジタルデーターを出力して製作するのがレジン(プラスチック)模型になります。
石膏模型は割と脆いので、リテーナーや矯正装置などのマウスピースの製作を行うと割れてしまうことが多いです。つまり1つのマウスピースを製作するのに歯型を1つ必要とします。
一方、3Dスキャナーでデジタル化されたSTLデーターはクリニックのPCや担当医のPCに保管されますので消去しない限りデーターの再現が可能になります。また、そのデーターによって作られるレジン模型は石膏と比較して割れにくいため(割れることもあります)1つの模型で割れない限りは複数のリテーナーやマウスピースの製作が可能になります。割れてしまったら、STLデーターから再度同じ形のレジン模型が出力可能なため再度スキャンする必要ありません。その模型を持って来ていただければその形のリテーナーの製作がスピーディーにできます。
リテーナーを再製作したい場合には
これまでの方法では製作のたびに歯型をとって石膏模型からリテーナー製作。
3Dスキャナーの場合には3Dプリンターにてレジン模型を作り、その模型からリテーナーを製作。模型が割れることが少ないので模型を持って来ていだければ、その模型からすぐにリテーナー製作が可能になります。
自由が丘シーズ歯科・矯正歯科のクリアリテーナー の製作は
まず診察、診査を行い、従来の方法の場合には歯型をとり1時間から1時間30分後に即日でクリアリテーナーのお渡しになります。
3Dスキャナーを利用する場合には数日〜数週間後にクリアリテーナーとレジン模型のお渡しになります。リテーナーが壊れてしまったり、紛失した場合にはレジン模型を持って来ていただければ30分くらいでお渡しが可能です。
費用は診察料が3,000円、クリアリテーナー が片顎税込5,500円(上下ですと11,000円)、3Dプリンターにてレジン模型の製作が片顎税込5,500円(上下ですと11,000円)になります。
ちなみにメールアドレスを教えていただければアドレスにSTLデータを送信することも可能なのでぜひご相談ください。