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「歯ブラシしても虫歯になったー。」という言葉を歯医者をやっているといただくことがあります。
毎日歯ブラシしているのに、虫歯になる人もいれば、そうでない人もいます。
その違いは、何なんでしょうか。
虫歯になることは歯が強かったりパーソナリティで決まることもあります。昔から虫歯をよくしてた人は、自身の持つ細菌叢の兼ね合いで、また虫歯になりやすいことがあります。
いろいろな理由が、虫歯のなりやすさにはかかわりますが、虫歯を簡単に予防する方法はないのでしょうか。
虫歯を予防する最も簡単な方法は、歯磨き粉の中にあるフッ素の成分を活かすことです。フッ素があると歯の表面が強化され、虫歯になりずらくなります。
では歯磨き粉の中のフッ素を最大限生かすにはどうすればよいのでしょうか?
答えは、歯磨きの後うがいをしすぎないこと!!!!!(気にになる人もいるので、1~2回で歯と歯の間にほんのり残るくらいにしてくださいと伝えてます。)
FDI(国際歯科連盟)からは、歯磨きのあとにうがいはしないことが推奨されているほどです。
※うがいできるようになった成人対象です。
歯磨きした時の白い濁った唾液にはフッ素が含まれており、歯ブラシがほとんど届かない奥の奥までフッ素を塗布し、虫歯になりやすい歯と歯の間を強化してくれます。
そのため、うがいしすぎてしまうと、フッ素の効果が低下しまいもったいないです。
※うがいできるようになった成人対象です。
皆さんもうがいは少なめに、毎日の歯ブラシで歯を強くしていただけたら幸いです。
引用文献