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矯正治療法4種の比較

自由が丘シーズ歯科・矯正歯科では4種類の矯正治療に対応しております。

当院における矯正装置のそれぞれの特徴やメリット、デメリットについて考えてみました。

 

1)上下表側矯正治療

当院では見える前歯の箇所には透明な審美的ブラケットと白いコーティングしたワイヤーを使用して歯を動かします。矯正医がおおよそ毎月1回診察して、最適になるようにワイヤーを調整します。

<メリット>

1、最も歴史があり、治療法が確立されている。

2、歯の動かした時の予測再現性が高く、歯並びやかみ合わせの仕上がりが良い。

3、あらゆる治療に対応可能。

4、4種の矯正治療の中では費用が最も安価。

5、矯正検査後にすぐに治療可能。

6、チタン製ワイヤーとメタルフリーのブラケットであれば金属アレルギーに対応可能。

<デメリット>

1、表側にブラケットを接着させるために、マスクを外して口を開けたときに見えてしまう。

2、唇の裏側や頬の裏側に口内炎ができやすい。

 

2)ハーフリンガル

上のみ裏側、下は表側に矯正装置を装着して、矯正医がおおよそ毎月1回診察して、最適になるようにワイヤーを調整します。

<メリット>

1、上が裏側なので上下表側よりも目立たない。

2、下が表側なので上下裏側よりも舌の違和感が少ない。

3、費用は上下裏側よりも安い。

<デメリット>

1、上の裏側は直視できないため、歯磨きが困難で歯垢がたまりやすく、歯肉炎になりやすい。また虫歯のリスクもやや高い。

2、発音が難しい。特にサ行やタ行などの舌を上の前歯の裏側に当てて発音する言語が難しい。

3、費用は上下表側やインビザラインよりも高い。

4、金属アレルギーには対応困難。

5、かみ合わせが深いディープバイト症例では治療が困難。

6、食事や歯軋りで装置が外れやすい。

 

3)上下リンガル

上下裏側矯正装置を装着して、矯正医がおおよそ毎月1回診察して、最適になるようにワイヤーを調整します。

<メリット>

1、上下裏側のため歯をかみ合わせた状態では装置が見えない。

<デメリット>

1、口を開けたときには下の裏側矯正装置は見える。しかも金属製の装置である。

2、舌への違和感が大きい。

3、発音がしにくい。

4、4種の中で費用が最も高価。

5、金属アレルギーに対応が困難。

6、かみ合わせが深いディープバイト症例では治療が困難。

7、食事や歯軋りで装置が外れやすい。

 

4)透明なマウスピース型矯正装置インビザライン

インビザラインの会社にオーダーをしてクリンチェックと呼ばれる歯の動かすシュミレーションとマウスピース(アライナー)を製作します。納品まで約1ヶ月前後かかります。

<メリット>

1、取り外し可能なため応急処置が少なく、海外留学や出張中でも可能。

2、食事や歯のお手入れがいつも通りできる。

3、透明なマウスピースなので目立ちにくい。

4、金属アレルギーにも対応可能。

5、クリンチェックにて治療の予測を視覚化して見ることが可能。

<デメリット>

1、予測再現性がワイヤー矯正に比べると低い。当院でワイヤーとのコンビネーションなどで仕上げる可能性もあります。

2、歯が平行移動しにくく、傾斜移動になりやすい。そのため、奥歯の噛み合わせよりも前歯のかみ合わせが当たりやすい。

3、1日20時間以上の使用を患者様に委ねてしまう。使用時間やアライナーチューイでフィッテイングを行うのを怠るとシュミレーション通りに動かない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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