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親知らずを抜くタイミング

こんにちは。

自由が丘シーズ歯科・矯正歯科です。

 

本日は親知らずを抜歯するタイミングについて考えてみました。

親知らずは前から数えて8番目の歯で生えてくる時期は個人差がありますがおおよそ大学生くらいの方、20歳前後の方が多いです。ただし顎の大きさと歯の大きさのバランスによって,生えてくるスペースがない場合には埋まったままの方もいますし、そもそも親知らずが先天性欠損で生えてこない方もいます。

まずはこのくらいの時期にレントゲンを撮影して親知らずの有無や位置、角度などを精査しておくことが重要です。

親知らずが綺麗に生えてきて噛み合わせとして参加し、歯磨きなどのお手入れでしっかり管理できて口腔内環境が良ければ抜かずにそのまま使用するのが良いと考えていますが、歯磨きが難しく斜めに生えてしまっていたり、手前の歯を押していたり、歯茎が炎症を起こして腫れてしまう原因、食べかすが溜まって不潔域になっているもしくは虫歯になっている場合には口臭の原因にもなりますし抜歯をするのベターです。

また歯の矯正治療を行う場合には、親知らずがあることによって矯正治療に不利になる場合には矯正前に抜歯することもありますし、逆に矯正治療の際に親知らずを固定源に使用したり、大臼歯が1本欠損している場合には親知らずを噛み合わせに参加させる場合もあります。歯を動かした後の方が抜きやすくなる場合には、動かした後に抜くこともあります。

また、大臼歯が残せなくなった場合に親知らずをそこに移植する方法もあります。

 

親知らずを抜く場合には歯の頭である歯冠が出ている歯を抜く時にはそれほど腫れないことが多いですが、埋まっている親知らずを抜く場合には歯茎を切開したり、歯を分割したり、骨を削ったりしますので腫れと痛みが1~2週間程度かかります。それらを考慮して抜く日を決めたほうが良いです。また、埋まっている親知らずは顔が腫れたりもするので抜くのであれば社会人になってからよりも学生の時期に抜く方が良いかと思います。

自由が丘シーズ歯科・矯正歯科では親知らずの抜歯は大学病院口腔外科勤務の日本口腔外科学会認定医のドクターが対応いたします。

 

症例によって親知らずを抜歯するのが良い場合もあれば抜歯せずに必要とすることもありますのでまずは歯科医院にてご相談ください。

 

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