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こんにちは。
自由が丘シーズ歯科・矯正歯科です。
昔、矯正治療をしたのに再度矯正治療をするか検討中の方が多いです。
その理由としては
子供の時、成長期に小児矯正をして部分的な改善はしたが、その後通院しなくなった。その場合には成人矯正を行なっていないため、不完全な仕上がりとなっていた可能性があります。もしくは顎の成長発育などで噛み合わせが変化したり、親知らずなどによって歯並びがずれてしまった可能性があります。
成人矯正後にリテーナーの使用を怠ってしまった。数年は使用していたが、その後使用をやめるとずれてきてしまった。たとえ親知らずなどを抜いたとしても、顎の骨や歯茎などの歯周組織は加齢変化なども起こしますので、それに伴い歯並びがずれてくる可能性もありますし、歯ぎしりや食いしばり、舌などで押したりしても歯が動いて変化することもあります。吹奏楽などをして歯に力がかかって動いてくることもあります。
そうなると2度目の矯正治療を行う必要が出てきますので、リテーナーはなるべく長期的にしっかり使用するのがベターです。場合によっては歯の裏側に細いワイヤーでFix固定するのも有効です。当院ではFixワイヤー固定をしてその上からリテーナーを使用することもできます。
矯正治療には歯根吸収やブラックトライアングルというリスクがあります。歯根吸収は歯を動かした際に歯の歯根が短くなる減少です。ブラックトライアングルは歯と歯茎の間に三角形の隙間ができてしまうことです。度重なる歯の矯正治療は特にこのようなリスクを注意する必要があります。