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すきっ歯
前歯に隙き間があると気になりますよね。
隙き間の改善にはいくつかの方法があります。
一つ目は矯正治療によって歯を動かして隙き間を閉じます。メリットは最も自然にご自身の歯のみで改善できますが、デメリットは期間と費用がかかります。
二つ目はレジン(歯科用プラスチック)やセラミックなどの白い材料を用いて、歯に接着させて隙き間を閉じます。下の写真はレジンを用いて隙き間を閉じました。メリットは即日、もしくは2回程度の治療回数で改善でき、矯正治療よりも費用面でもお安く出来ますが、デメリットは人工材料を使用するために欠けてしまったり、レジンの場合には劣化して色が黄ばんできたりします。さらには隙き間の大きさにもよりますが歯が若干大きくなってしまいます。矯正治療ではこういったことはありません。
補足として以前は隙き間がなかったのに、だんだん隙き間が大きくなってきたという方には隙き間があいてきた原因がある可能性が高いです。
原因として考えられるのは
①奥歯が虫歯、もしくは歯周病で歯の形や位置が変化してきたため前歯に負担がかかってきた。
②奥歯が擦り減ってきたために前歯に負担がかかってきた。
③ペンを前歯で噛んだり、指をくわえるなどの習癖によって歯が動いてきた。
④舌を前に出す舌癖によって歯が動いてきた。
このような場合にはまず原因を排除する事が大切です。原因が排除されなければまた隙き間が空いてきてしまう可能性があります。